アンダカの怪造学 日日日

 全体的にクセがあるが読み易い文章であった。登場人物はほとんどキャラがたっているが、それ故のくどさもあるというのはごまかしきれないようだ。
 内容は全体を通してワクワクさせるような展開であるが、最後の収束すべき部分を収束させていないのは次巻へのひきであると思われる

以下はネタバレありの感想


 ここでは私が気になったところをピックアップしていこうと思います。
 まず、空井伊依ですが、最初から中盤辺りまでの行動は共感がもてましたが桃子ちゃんが死んでからの行動がイマイチピンと来ない。というか、私にとっては支離滅裂。父親が体を支配して云々って記述がありましたがアレは次巻以降で実現するからカットされたんでしょうか?それと、放浪病はちょっと取って付けたような感がありました。

 あと、個人的には桃子ちゃんとかたつ りむの今後がとても気になりますね。
 「くるさだんちゅら」としか言わないという設定はとても面白いですね。
(以下場合によっては加筆)